先輩プロデューサーが過労で倒れた

TIPS

本編中に仕掛けていた小ネタなどの解説です。本編をお読みいただいたうえでご覧いただくことを推奨いたします。

↓ご了解いただいた方は下にスクロールしてください。↓

第一話

・第一話タイトル『お熱いのがお好き?』
第一話に限らず、この作品では各話タイトルをすべて連続テレビドラマから引用しています。 第一話は銭湯を舞台にした1998年放送のコメディドラマ「お熱いのがお好き?」より。各話の引用はそのドラマの内容に関連している場合もそうでない場合もあります。 第一話に関しては名前が日野茜にぴったりだったため。イラスト担当のnotAyako氏よりご提案頂きました。多謝。

第二話

・三〇二号室(荒木比奈の部屋番号)
荒木比奈のSRカード「ブルーフロートパーティー」より。スターライトステージ版では部屋番号まで見えています。

・「ジェバンニは一人で一晩」(荒木比奈のセリフ)
漫画「DEATH NOTE(大場つぐみ/小畑健)」の有名シーンより。 比奈のセリフには第九話まですべてに何らかの漫画ネタを挟んでいます。原則として週刊少年ジャンプより。(例外は後述)

・第二話タイトル『ヒミツの花園』
2007年放送のドラマより。漫画家を題材にしたドラマですが、担当した少女漫画家が実は男性グループだった、というあらすじなので、若干関連を持たせられたタイトルです。

第三話

・宣材写真
宣材写真を撮る、というのはアイドルマスター、シンデレラガールズ良作のアニメ版で共通だったようなので、展開として採用しました。

・「アタシ、スタンド使いとかじゃないっス!」(荒木比奈のセリフ)
漫画「ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)」より。荒木比奈に荒木先生に言及させるという夢がかないました。

・第三話タイトル『ハートに火をつけて』
1989年放送のドラマより。本来はタイトルのあとに「!」が入ります、本編展開に合わせて選んだので、ドラマ本編との関連はとくに意識していません。。

第四話

・深い緑色の髪を揺らしている、小さな女の子(本文中)
南条光です。彼女だけ作中で姿が登場するのに名前が登場しないアイドルになってしまいました。

・さいきっく・わらしべ人形(堀裕子が迷子の子供に渡したもの)
物々交換を繰り返していくわけではないので、よく考えるとネーミングがおかしい気がしますが、ユッコのせいにすればいいかと思い珍妙な名前のままにしてしまいました。 使いやすいアイテムなので次作があればまた登場させるのも面白いなと考えています。

・第四話タイトル『せいぎのみかた』
1997年放送のドラマより。ヒーローにも、エスパーユッコにも関連させることができました。

第五話

・「心が無理って思ったらその時点で負け……行ってくるっス」(荒木比奈のセリフ)
漫画「シャーマンキング(武井宏之)」主人公麻倉葉のセリフより。

・第五話タイトル『私の青空』
2000年放送の連続テレビ小説より。タイトルの語感だけで選びましたが、実際のドラマはしょっぱなからヒロインが婚約者を奪われる展開です。

第六話

・『ふつう、味の、コロッケー!』(宮本フレデリカのセリフ)
宮本フレデリカのシングルに収録されているドラマパートより引用しました。

・「……閃光のように! ……っス」(荒木比奈のセリフ)
漫画「ダイの大冒険(三条陸・稲田浩司)」大魔道士ポップのセリフより。ラストバトル中のセリフなので、ちょっと気が早いかもしれません。

・「次はもっと合わせやすい食べ物を掛け声にしますっ!」(日野茜のセリフ)
第六話をお読みいただいたのちTVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の第三話を観ていただくとより楽しめるかと思います。関連させるか否かは読み手の皆様にお任せいたします。

・……『茜』(プロデューサーのセリフ)
第六話のこの場面まで、プロデューサーは口頭で茜の名前を呼ぶシーンはありません。

・第六話タイトル『世界で一番熱い夏』
2001年放送のドラマより。ライブにぴったりのタイトルですが、実際には主人公が収賄の濡れ衣を着せられホームレスに身をやつすところから始まるドラマです。

第七話

・「思ってたより大きな街」(待ち合わせ中の荒木比奈のコメント)
ウサミン星です。書店と同建物内に大型百円ショップもあり、本当に便利な街です。

・「滋賀のすっごくいいお酒よ!」(川島瑞樹のセリフ)
滋賀県「川島酒造」の「純米大吟醸 西近江路」と思われます。差し入れたディレクターに下心があったかは定かではありません。なお同じ酒造では「エイジング」という古酒も取り扱っておられるようです。他意はありません。

・『人格だよ。』(荒木比奈のセリフ)
漫画「G戦場ヘブンズドア(日本橋ヨヲコ)」町田都のセリフより。第七話に限っては、比奈の引用セリフは全て漫画家漫画から引用しています。

・『夢を追って後悔するなら納得できる。夢を追わなかったことに後悔したくない』(荒木比奈のセリフ)
漫画「バクマン。(大場つぐみ・小畑健)」高木秋人のセリフ。

・『敢えて寝る』(荒木比奈のセリフ)
漫画「燃えよペン(島本和彦)」炎尾燃のセリフより。

・第七話タイトル『今夜、宇宙の片隅で』
1998年放送のドラマより。三谷幸喜監督のドラマで、登場人物は殆ど主要の三名のみ。タイトルと雰囲気、そしてウサミン星と、関連性が高く気に入っています。

・高垣楓に至っては日本酒の瓶を胸に抱いて幸せそうに寝息を立てている。(本文中)
前述の日本酒の銘柄から引っ張ると、高垣楓が川島を胸に抱いて寝ていることとなります。隠されし百合要素です。

第八話

・複合商業ビルのレコード店内に設置されたFM局のスタジオ(本文中)
埼玉は大宮アルシェ内のNACK5サテライトスタジオを舞台として想定しています。

・お笑いタレントさんの歌うすこし古い曲(日野茜のリクエスト曲)
Passion jewelries! 002より日野茜カバー曲「ナンダカンダ(藤井隆)」。

・私のあこがれのアイドルの曲なんです(上条春菜のリクエスト曲)
秋月律子(cv.若林直美)「いっぱいいっぱい」。上条春菜のcv長島光那さんが歌ってみたいとコメントされた曲。

・傘のような白と赤の花(関裕美のアクセサリー)
カルミアの花を想定しています。

・魔法少女モノのアニメの主題歌(荒木比奈のリクエスト曲)
恐らく「Yes!プリキュア5」ではないでしょうか。

・『No.1アイドル』(荒木比奈が関裕美の手のひらに書いたメッセージ)
漫画「スラムダンク(井上雄彦)」より、彩子が宮城リョータの手のひらに書かれたメッセージのオマージュ。

・第八話タイトル『それが答えだ!』
1997年放送のドラマより。引きこもりになってしまったオーケストラ指揮者が田舎の学校の生徒たちと関わり立ち直っていくお話。

第九話

・商業施設屋上にあるビアガーデンに設置されたステージ(本文中)
東京墨田区錦糸町駅前の丸井屋上にあるビアガーデンを想定。季節は違いますがジャズフェスティバルも開催されています。

・アタシは五人のうち誰が欠けても嫌っス。そんなところまできてしまったっス(荒木比奈のセリフ)
漫画「幽遊白書(冨樫義博)」蔵馬のセリフより。比奈の漫画からの引用セリフは九話で最後です。

・つぎは、ほたるちゃんの番(関裕美のセリフ)/ほたるちゃんの声を、聴かせてください!(上条春菜のセリフ)
本作執筆中に荒木比奈、関裕美が総選挙の結果ボイスが着くことになり、本作のメインメンバーで声がついていないのは白菊ほたるを残すのみとなった。 皆様どうぞよろしくお願いいたします。

・第九話タイトル『合い言葉は勇気』
2000年放送のドラマより。落ちぶれた俳優が、産廃被害に悩む村のために、なりゆきから身分を偽り弁護士を演じるお話。

第十話

・第十話タイトル『こんな私に誰がした』
1996年放送のドラマより。お笑い芸人を目指す若い二人のお話。ラストシーンの日野茜とプロデューサーの関係を端的に表すタイトルとして気に入っています。

第十一話

・裏話
茜の解決に悩み、茜が自己解決する展開を先にほぼ完成まで書いてから全体を書き直し現在の形になりました。茜が悩む、弱るという場面が想像できず、スターライトステージ日野茜コミュ4のボイスを聞いてようやくイメージを作ることができました。

・俺は土手をごろごろと転げ落ちた。(本文中)
第一話の同じ場所のシーンと同一の本文にしています。

・辞めるのはいつでもできる(プロデューサーのセリフ)
スターライトステージのイベントコミュ「情熱ファンファンファーレ」第4話「未来☆ウィズユー」との関連を意識しています。

・第十一話タイトル『君といた未来のために』
1999年放送のドラマより。人生をやり直すループもののお話。過去の場面を再現するという意味で関連性を持たせられました。

最終話

・最終話タイトル『FIVE』
1997年放送のドラマより。ドラマの正式なタイトル表記は「FiVE」。五人の少女がチームとなり敵の組織と争う。お話の最後に全員が倒れてしまうため、「I」の表記を大きくすることで不吉さを回避することにしました。

・どうにも表情の読みづらい社員(本文中)
プロデューサー。関連させるか否かは読み手の皆様にお任せいたします。

・川島瑞樹らとの新しいユニット(本文中)
ブルーナポレオン。

・次のステップへと進んだ(本文中)
ガールズビー……

・怪獣映画のヒロインのオーディション(プロデューサーのセリフ)
TVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」の第四話で壁に貼られたポスター参照。関連させるか否かは読み手の皆様にお任せいたします。

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